予算 | 2000円〜 | |||||||||
業種 | カフェ BAR | |||||||||
最寄り駅 |
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住所 | 大阪府大阪市中央区難波千日前6-5 音楽ビル4F-407号 |
予算 | 2000円〜 | |||||||||
業種 | カフェ BAR | |||||||||
最寄り駅 |
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住所 | 大阪府大阪市中央区難波千日前6-5 音楽ビル4F-407号 |
営業時間 | 18:00~23:00(平日)
12:00~23:00(土日祝)
ラストオーダー22:30となります。 |
特徴 | お帰りなさいませ / ランチセット / ケーキセット / ディナーセット / 写真撮影 / 団体OK / ポイントカード / アルコール / 携帯電波 / カード支払い可 / イベントDAY / わいわい / 愛込め / 萌え萌えオムライス / チェキ / 電源 / |
ポーク日記3回目 ぽちゃティブメイド居酒屋Fattiesのブログ
こんにちは、ポークです! ポーク日記としては今年初なので、明けましておめでとうございます!(激遅) 本当は年内最後のご挨拶もかねて何か書こうと思っていたのですが、思いつくネタがゲーメストの誤植ネタだったり、彼岸島の迷シーン紹介だったりしかなく、下らないネタばっかじゃねぇかお前んとこの店長ぉ! ってなりかねなかったので自重していました。 そんなわけで、今回はちょっと真面目? なネタとして好きな本の話をしようと思います。 と、その前に今月のイベント紹介をば 1月25日(土)さいばばFatties半周年を記念した済羽々飯店イベントを開催いたします! 当日は手作り中華や珍しいドリンクをご用意してお待ちしております! 是非ご来店お待ちしております! 閑話休題 今回紹介するのが、こちらの本 『阿Q正伝』という小説です。 この小説は中国の作家魯迅の小説です。 上の画像では1冊の小説として販売されている本になっていますが、元々は晨報という新聞に別名義で連載されていた中編です。 内容としては少々陰鬱というか、身をつままされる描写が多く、特に主人公の設定が 『誰からも見下される社会の底辺であり、無知無学の癖に人一倍プライドの高い男』 という俗にいうなろう主人公の真逆をゆく描写です。 さて、こんな人物が主人公なら、王道を往く努力や幸運の結果成りあがる成長譚なのかな? なんて思うかもしれませんが、完全に真逆。 この主人公『阿Q』は徹頭徹尾、無知蒙昧な愚者として描かれます。 実は名家の生まれだったとか、己の浅学を恥じて成長だとか、見下していた人々を見返すだとか、そういったカタルシスに至る要素はありません。 字も読めず、かといって研鑽をするわけでもない彼は、常に周囲に馬鹿にされていました。 そんな周囲の人間に、彼は心の中で見下したり馬鹿にする事による、所謂『精神的勝利』を収める事で心の安寧を得ていました。 そんなある時、彼は何を思ったか己を名家の一つである趙家の本家筋であると嘯きます。 周囲は何を馬鹿なと相手にしていませんでしたが、ある時本物の趙家の人間に 「おいゴルァ! 降りろ! 証明書持ってんのか!」(意訳)と怒られてしまいます。 (まあどこの馬の骨とも分からない奴が勝手に本家筋を名乗ってたら怒られるのも多少はね?) それから阿Qは趙家の話題を黒歴史にして語らなくなりますが、不思議なことに周囲の人間からは 「あいつ趙家の人間に直々に怒られてた……やべぇよやべぇよ」 「(本家筋の人間でもなきゃわざわざ怒りに来ないって)はっきりわかんだね」 と不思議と一目置かれる様になります。 悪名は無名に勝るといいますか、炎上芸人みたいな注目の集まり方ですね。 そんな頃合いに、気を大きくしたのか生来の性か、ある尼僧をからかって笑い者にしていました。 これには当然尼さんも激怒! 尼さんに「おめぇ一生童貞だから! お前の家系は断絶じゃボケェ!(意訳)」 と言い返されます。 これに深くショックを受けた阿Qは『一生童貞なんて人の道に外れた事、なんとかせねば(使命感)』と考え行動に移します。 その結果、彼は勤め先の女中に突然言い寄りますが、当然相手にされないばかりか大いに気味悪がられてしまいます。 結果勤め先の家の人間からも怒られ、村の人間からも気味悪がられてしまいます。 この辺りは、ちょっとそこまでする必要あるかなと不憫に思いますが、割愛。 その後いたたまれなくなって地元に帰った阿Qは 『自分が働いてたとこは馬鹿ばっか、自分から辞めてやった』 とバックレ大学生みたいな理由を周囲に話して、またしても心の安寧を得ていました。 それからまあなんやらあって、彼は革命党に入りました(唐突) というのも、別に大した政治信条があったわけでもなく、街の名家がビビる革命党に入れば俺も凄い程度の理由でした。 そうして気の大きくなった彼は、酒を飲んで革命だ革命だと声高に叫び、周囲から恐れられて気をよくしていました。 ですが、ある日革命党は鎮圧され、阿Qもまた革命党員としてしょっ引かれてしまいます。 罪状は趙家への略奪行為。 勿論、革命党として碌に活動していなかった阿Qには身に覚えのない事でしたが、無知で字も読めぬ彼には反論も無罪の証明も出来ぬまま、誤解のうちに童貞のまま処刑されてしまいます。 ここで阿Qの物語は終わりますが、本はそれで終わりません。 周囲の人々は処刑された阿Qを見て 「革命党員だったから悪い奴に違いない」 「にしても、いまわの際に歌の一つも歌わぬとは意気地なしめ」 と不満気な様子を見せ、物語は終焉へ。 典型的な愚民である阿Qと、それを無責任に囃しては落とす社会。 一体どちらにどれくらいの非があるんですかね。 当時の中国には自分こそが阿Qのモデルであると思い込む人も多く、毛沢東からは阿Q精神こそが中国から一掃すべきものだとされていたそうです。 新年を迎えて新たに年を取る今日この頃、自分も阿Qの様にならないよう気持ちを改めていこうと思うと同時に、果たして阿Q本人は、何がどれだけ悪かったのだろうと思い悩む一冊でした。 作者である魯迅は、見栄えのなさに不平を述べる観衆たちの記述を、日露戦争の記録映画を見て、同胞の死刑に喝采する中国人同胞の姿に重ねたといいます。 ……これもうわかんねぇな。ゼロ魔読も(思考停止) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〔 Fatties official 〕 ・Twitter 【Fatties公式Twitter】・住所:大阪府大阪市中央区難波千日前6-5音楽ビル4F-407号・問い合わせ電話番号:070-3132-9224 〔 Fatties キャストTwitter 〕・まめこ【@mameko_Fatties】・ほのか【@honoka_Fatties】・さいばば【@sibb_Fatties】・あい畄【@airu_Fatties】・ひなの【@hinanon_Fatties】・まるちゃん【@maru_Fatties】・みなみ【@minami_Fatties】・ももりん【@momorin_Fatties】・ポーク【@mine01602919】
58ヶ月前掲載
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